ピ ッ ク 

 

◆◇◆ POC2016年度代表馬は有馬記念馬サトノダイヤモンド ◆◇◆

-2016/12/27-

伝説のドバイで独走態勢に入りそのまま押し切った千葉オーナーが、昨年に続く2年連続のリーディングオーナーに輝いた。高畠オーナーがサトノダイヤモンドで菊花賞、有馬記念と連勝で追い上げるも、時すでに遅し、逆転はかなわなかった。
最多勝オーナーは、千葉オーナーを1勝差で上回ったギルボオーナーが獲得。
年度代表馬は、ダービーこそ逃したものの、菊花賞、有馬記念と連勝で古馬まで撃破したサトノダイヤモンドが文句なしの戴冠。
最優秀古馬は、ドバイターフで初GI制覇を果たしたリアルスティール。国内GIでは善戦しながらも、もう一歩のところで勝ちきれないところがもどかしい。
最優秀2歳馬はGI阪神ジュベナイルFを制したソウルスターリング。3戦無敗での戴冠となった。同じく牡馬でも3戦無敗でGIIを制したレイデオロは惜しくも届かず。
来年は千葉オーナーの3年連続リーディングを賭けた争いが大きな見どころとなる。

 

◆◇◆ サトノダイヤモンド 古馬ナンバーワンを撃破
    3歳にして有馬記念で頂点へ         
◆◇◆

-2016/12/25-

菊花賞馬サトノダイヤモンドが有馬記念で古馬に挑戦。3歳馬ながらも、ジャパンカップ馬キタサンブラックを押しのけて1番人気での出走。レースではキタサンブラックをマークする位置取りで、最後は内で粘るキタサンブラックをクビ差かわしての勝利。3歳馬ながらも現役最強馬へとのし上がった。来年は同世代のダービー馬マカヒキと決着をつけ、さらなる飛躍が期待される。

 

◆◇◆ レイデオロ 無敗の3連勝でGII制覇
    ホープフルステークス完勝     
 
◆◇◆

-2016/12/25-

ギルボオーナーのドラフト4位指名馬レイデオロが、GIIホープフルステークスに断然の1番人気で出走し、後方待機策からきっちり抜け出しての完勝。見事にデビューから無敗で3連勝を飾った。来年のクラシック戦線に向けて最高のスタートを切った。
この勝利でギルボオーナーはオーナーリーディング最下位を脱出、来年につながるラストを飾った。

 

◆◇◆ POC2歳馬初の重賞制覇はGI
    
ソウルスターリング 阪神ジュベナイルF完勝 ◆◇◆

-2016/12/11-

千葉オーナーのドラフト4位の無敗馬ソウルスターリングが、GI阪神ジュベナイルFに1番人気で出走。好スタートを決めて内目で前を狙う位置から堂々と突き抜けて、危なげない完勝。3戦全勝で世代初のGI馬となった。大物感溢れる血統で、将来は女傑として君臨する姿も想像に難くない。スターの宝庫千葉オーナーの陣容に、また新たなGIホースが加わった。

 

◆◇◆ サトノアラジン GI獲りへ盤石
    スワンステークス完勝     
 
◆◇◆

-2016/10/29-

林オーナーのサトノアラジンが、GIIスワンステークスに2番人気で出走。スタートから後方に下げてそのまま直線に向かい、ゴール前で大外から一気に差し切る大物感ある勝ちっぷり。初GI奪取への態勢は整った。

 

◆◇◆ サトノダイヤモンド 悲願のクラシック制覇 ◆◇◆

-2016/10/23-

休み明けのトライアルを手堅く勝利した高畠オーナーのサトノダイヤモンドが、菊花賞に堂々の1番人気で出走。レースは最後の直線であっさり抜け出して、余裕の押し切り勝ちで完勝。トップクラスの素質が評価されてきた同馬が、最後の一冠でようやく能力を出し切り、初GI制覇となった。来年は同世代のダービー馬マカヒキとの王者争いへ。

 

◆◇◆ サトノダイヤモンド ラスト一冠奪取へ
    トライアル神戸新聞杯をクビ差凌いで勝利
 
◆◇◆

-2016/09/25-

高畠オーナーのサトノダイヤモンドが菊花賞トライアル神戸新聞杯に出走。休み明けながらも堂々の一番人気に支持され、中団追走から抜け出しての勝利。最後はギルボオーナーのPOC登録抹消馬ミッキーロケットの猛追に遭うも、なんとか凌ぎきった。大物と言われながらのクラシック無冠馬が最後の一冠に挑む。

 

◆◇◆ アルバートドック重賞2勝目 さらなる高みへ ◆◇◆

-2016/07/10-

ドゥラメンテの衝撃の引退で揺れる千葉オーナーのアルバートドックが、層の厚さを見せつけるように七夕賞で重賞2勝目をゲット。タレントひしめく千葉オーナーの中で、さらなる高みを目指す。

 

◆◇◆ POCドラフト会議2016開催 ◆◇◆

-2016/06/04-

昨年のドラフト馬の中から、高畠オーナーのサトノダイヤモンドがダービーで2着に入ったPOC、
今年も新たな世代を迎えるため、「POCドラフト会議2016」がかに道楽で開催
された。
今年のドラフト登録頭数は、昨年の47頭から大きく減少して40頭。
牡牝の内訳は牡馬26頭、牝馬14頭で、牝馬の割合を大きく増やした。千葉オーナーは昨年同様牡牝の割合が均等で4頭ずつ、全体の牝馬の割合を大きく押し上げた要因は高畠オーナーで、牡馬4頭に対して牝馬6頭と牝馬重視の指名となった。
種牡馬別ではディープインパクトが昨年より4頭減らして11頭、キングカメハメハも昨年より2頭少ない7頭で、3位に新種牡馬のルーラーシップが5頭と健闘した。 オーナー別では、ギルボオーナーが唯一ディープインパクト以外でキングカメハメハの3頭固めが見られた。
厩舎別では池江が昨年と同じ7頭で6年連続トップ。2位は昨年より3頭減らしながらも角居が4頭、同じく堀も4頭で2位タイとなった。
オーナー別では、高畠オーナーが昨年と同じく池江を3頭固めた以外、厩舎固めは見られなかった。
速攻系に絞った指名もあまり見られず、静かな幕開けとなりそうな今シーズンだが、来年のクラシックの時期には再び熱狂が訪れているだろう。

 

◆◇◆ サトノアラジン ようやく悲願の重賞制覇
    京王杯スプリングCを完勝 いざGIへ!
 
◆◇◆

-2016/05/14-

大物と言われながらも未だ重賞に手が届かなかった林オーナーのサトノアラジンが、5歳にしてようやく京王杯スプリングCでGII制覇。レースは後方待機で進め、最後は直線で外からばっさり。終わってみればラスト32.4のキレキレの末脚。素質馬がついに能力全開でGI戦線へ挑む。

 

◆◇◆ まだ出る 千葉オーナーから重賞馬
    ヴァンキッシュラン 青葉賞勝利でダービーへ
 
◆◇◆

-2016/04/30-

無双状態の千葉オーナーから先週に続いて重賞馬が誕生。ドラフト9位指名のヴァンキッシュランが、ダービートライアル青葉賞を中団から抜け出して完勝。千葉オーナーは今年6頭目の重賞制覇となった。これで古馬王道、クラシック牡馬、牝馬、ダートとあらゆる路線から攻める鉄壁の布陣が完成。リーディングオーナーはもう当確で、あとはどこまで記録を伸ばせるかに期待がかかる。

 

◆◇◆ 千葉オーナーからまた新たな重賞馬
    チェッキーノ フローラSで重賞初制覇
 
◆◇◆

-2016/04/24-

既に独走態勢を固めつつある千葉オーナーからまた新たな重賞馬が誕生した。勝ったのはドラフト7位指名馬チェッキーノで、フローラSを中団やや後方から追走して、外から一気に突き抜けて2着馬に3馬身差をつける快勝。千葉オーナーはアルバートドック、ドゥラメンテ、リアルスティール、ラニに続く今年重賞5勝目。もはや無双状態で手が付けられない。

 

◆◇◆ リアルスティール ドバイターフでGI初制覇 ◆◇◆

-2016/03/27-

ラニでUAEダービーを制したばかりの千葉オーナーのリアルスティールが、ドバイターフに出走。国内では実力は評価されながらもGI無冠の同馬だったが、レースは中団から進めて最後に抜け出して押し切る力強い競馬で、GI初勝利をドバイで飾った。
この後のドバイシーマクラシックでも千葉オーナーのドゥラメンテが2着に入り、この日はラニも含めてまさに千葉オーナーの独壇場となった。早くも今年のリーディングオーナーが見えてきた。

 

◆◇◆ ラニ 日本馬初のUAEダービー制覇 ◆◇◆

-2016/03/27-

千葉オーナーのドラフト4位指名馬ラニが、ドバイのGIIUAEダービーに出走。スタートでつまずいて最後方となりながらも、徐々に押し上げて、抜け出したユウチェンジを最後に交わして日本馬初のUEAダービー勝利を飾った。同馬はこれが初めての重賞制覇となり、今後はケンタッキーダービーを目標に進めていく。

 

◆◇◆ 二冠馬ドゥラメンテ 中山記念で復活V ◆◇◆

-2016/02/28-

千葉オーナーの二冠馬ドゥラメンテが、故障からの復帰緒戦となる中山記念に1番人気で出走。対するは同じく千葉オーナーのリアルスティール。レースは最後の直線でドゥラメンテが先頭に立ち、そのまま押し切り勝ち。復帰緒戦を見事に白星で飾った。ここから現役最強馬へと駆け上がっていく。

 

◆◇◆ アルバートドック 小倉大賞典で重賞初制覇 ◆◇◆

-2016/02/21-

千葉オーナーのアルバートドックが小倉大賞典に出走。後方待機から内に潜り込んでするすると抜け出し、見事重賞初制覇を飾った。素質馬と言われながらもこれまで無冠だった同馬だが、これを機に一気に高みを目指す。

 

◆◇◆ まさにダイヤモンド
    サトノダイヤモンド3戦無敗できさらぎ賞制覇 
◆◇◆

-2016/02/07-

高畠オーナーの2戦2勝馬サトノダイヤモンドが、重賞初挑戦となるきさらぎ賞に出走。相手は新馬戦で退けたギルボオーナーのロイカバード。新馬戦のときとは違うと雪辱を誓うロイカバードだったが、相手はそれ以上に違っていた。ラストは少し仕掛けただけであっという間に他馬を突き放す大楽勝。素質馬が次から次へと出てくる華のある世代の中で、明らかに一頭突き抜けている。ダイヤの原石は早くも磨き終えた感。GI級と絶賛する鞍上だが、これはもはや三冠級。決まったか。

 

◆◇◆ ディサイファ重賞4勝目となるAJCC勝利 ◆◇◆

-2016/01/24-

今年で7歳になる空耳オーナーの古豪ディサイファが、GIIアメリカジョッキークラブカップに出走し、最後の直線であっさり抜け出して押し切る危なげのない勝利。先週、3歳クラシック候補だったシルバーステートが屈腱炎で長期離脱を余儀なくされ、不穏なスタートとなった同オーナーだったが、古馬も含めた総力戦で大きな穴をカバーする。
同馬は勝ってドバイ遠征の青写真通りとなり、今後が注目される。

 

◆◇◆ 強烈な末脚でGII2勝目
    レーヴミストラル 日経新春杯完勝
 
◆◇◆

-2016/01/17-

林オーナーのレーヴミストラルが日経新春杯に2番人気で出走。高畠オーナーがベルーフとダービーフィズで対抗し、POC抹消馬からもシュヴァルグラン、サトノノブレス、シャドウダンサーと力のある馬が出走する中、一頭だけ違う脚色で一気に突き抜けて完勝。今年のPOC重賞初勝利となった。ここから古馬の王道路線に堂々乗り込む。

 

◆◇◆ 2016年度POC展望 ◆◇◆

-2015/12/29-

千葉オーナー

後半に二冠馬ドゥラメンテを故障で欠きながらも、リアルスティールが早々と復帰し見事にリーディングを獲得した。来年はドゥラメンテも復帰して、リアルスティールとの2枚看板再び。アルバートドックの浮上も期待される。しかし2歳に有力馬を複数抱えるオーナー達がいる中で、それに対抗できる素材が現時点で見当たらず。唯一ラニのダートでの躍進が楽しみなところ。ここは既成勢力のドゥラメンテ復活がリーディングへの必須条件。

林オーナー

開花しそうで開き切らないサトノアラジンが古馬の柱。ハマれば現役最強クラスの破壊力、来年こそ素質全開を期待したい。たとえそれがなくとも、最後の最後で一気に勢力図を塗り替えた2歳馬リオンディーズとハートレーがいる。さらにまだ休養中のポルトフォイユもいる。彗星のごとく2歳のトップに君臨し、その勢いを駆って千葉オーナーを一挙に飲み込む。

空耳オーナー

徐々に力をつけてきたディサイファが確実にポイントをゲットして安定勢力に。来年はオープン入りしたアースライズの牝馬限定重賞での活躍も期待できる。しかし楽しみなのは2歳馬。最後に林オーナーにまとめて持っていかれたものの、シルバーステートを中心に、バティスティーニ、プロディガルサンの2勝馬3騎でクラシックに切り込んでいく。これらの活躍しだいでリーディング争いも。

高畠オーナー

力があるのはわかっているトーセンスターダムだが、ムラが多く当てにしづらい。しかし2歳にサトノダイヤモンドを抱える。インパクトでは他オーナーの重賞勝ち馬にも劣らない2戦2勝。そこにアストラエンブレムも加わり、林オーナー空耳オーナーの2歳勢に対抗する。あるいはダイヤモンド一頭で勝負を決めてしまう可能性も。

ギルボオーナー

リーディングから一転、まさかの最下位となった2015年。エピファネイアの引退、ステファノスの海外志向で思うようにポイントが上げられず。上昇気配の見える他オーナーとの差を埋めるには、2歳で対抗できる馬を揃えたいところだが、見どころのある勝ち方をした馬はいるものの、トップ争いまで期待できそうなのは今のところロイカバードくらいか。ショパンの大化けがあれば。