ピ ッ ク  

 

◆◇◆ バーデンヴァイラー 交流重賞マーキュリーC勝利
    重賞挑戦2戦目で初重賞制覇           
◆◇◆

-2022/07/19-

前走、重賞初挑戦となったアンタレスSで大敗を喫したバーデンヴァイラーが、交流重賞GIIIマーキュリーCに出走。中団から前を見る形でレースを進めると、4コーナーでまくるように先頭を追いかけ、直線でもその勢いで逃げ粘るテリオスベルを力でねじ伏せたところがゴール。見事に前走の鬱憤を晴らした。
ダートに強い林オーナーから再び現れたダートの新星。この勝利で林オーナーはじわじわと追いすがる空耳オーナーを突き放し、セーフティーリードを確保しにかかる。

 

◆◇◆ ヴェルトライゼンデ 1年半ぶりの復帰戦でいきなり勝利
    鳴尾記念で重賞初制覇 遅れてきたコントレイル世代  
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-2022/06/04-

屈腱炎による長期戦線離脱から、GIIIの鳴尾記念で1年半ぶりの復帰戦となった空耳オーナーのヴェルトライゼンデ。さすがに久々で追走に苦労しているようにも見えたが、最後の直線で前が空くとあっさりと抜け出してきてそのまま半馬身差押し切り、見事に復帰初戦でいきなり重賞初制覇を成し遂げた。空耳オーナーは今年に入ってコントレイル世代のポタジェがGIを制したばかりで、2歳戦線が始まったまさに今日、古馬の力でオーナーをけん引する。

 

◆◇◆ POCドラフト会 議2022開催 ◆◇◆

-2022/06/04-

POCドラフトを不参加の千葉オーナーの指名馬キラーアビリティが2歳GIを制し、結局ダービー18頭枠に入ったのはキラーのみという、ドラフトの意義が問われる結果となった昨年。今年は無事全員参加でのドラフトを迎え、来年のダービーに向けた新たな戦いの幕が切って落とされた。

今年のドラフト登録数は42頭で、昨年はドラフト登録33頭に千葉オーナーの10頭を加えて43頭、ほぼ同数となった。
牡牝の内訳は、牡馬29頭、牝馬13頭。ただしオーナーごとに偏りが目立ち、千葉オーナーは牡牝5頭ずつ、林オーナーも牡馬4、牝馬3と牝馬偏重といえる指名。一方でギルボオーナーと空耳オーナーは牡馬6、牝馬1と牡馬固めともいえる指名で、高畠オーナーは牡馬8、牝馬3のバランス指名となり、大きく戦略が分かれた。
ポストディープを占う種牡馬別では、エピファネイアが9頭で抜けたトップ。続いてロードカナロアとハーツクライの6頭指名、4位も離れてドゥラメンテ、キタサンブラック、新種牡馬のサトノダイヤモンド、リアルスティールがいずれも3頭となり、POCではエピファネイアがポストディープの先陣を切った形。オーナー別では、高畠オーナーがロードカナロア、林オーナーがハーツクライ、千葉オーナーがエピファネイアとそれぞれ3頭の軽い種牡馬固めがあった。
厩舎別では、矢作厩舎が5頭で単独トップ、2位が友道厩舎の4頭で、国枝厩舎は3頭、池江厩舎は2頭とこちらも人気厩舎の入れ替わりがみられた
。オーナーの厩舎固めはみられず、多くても2頭まで。

ディープ産駒が数少ない最終世代を迎えて、サンデーサイレンスがいなくなった当時のドラフトを思い起こさせる、予測不能なドラフトとなり、2017年以来となる1位競合なしで、下位でも競合2回のほぼ無風ドラフトとなった。断然人気不在のドラフトの結果は果たして。

 

◆◇◆ ダノンスコーピオン NHKマイルカップ制覇!
    
重賞初勝利からの連勝でGI勝利      
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-2022/05/08-

今年のNHKマイルカップは、1番人気のギルボオーナーのセリフォスを相手に、林オーナーはダノンスコーピオン、ソネットフレーズ、ダンテスビューの3頭出しで、POC馬4頭による対決。レースは、最後の直線で最内をするすると伸びてくるセリフォスに、外から一気に先頭に立つダノンスコーピオン。ダノンスコーピオンがそのまま先頭で押し切って、前走のアーリントンカップからの重賞連勝で初GI制覇。POC対決も制して3歳マイル王を襲名。
オーナーリーディングも三つ巴の状態を打ち破り、トップの空耳オーナーを一気に飛び越えて大きくリード。このまま前半戦トップでの折り返しを狙う。

 

◆◇◆ ダノンスコーピオン アーリントンカップで重賞制覇 ◆◇◆

-2022/04/16-

林オーナーのドラフト4位ダノンスコーピオンが、アーリントンカップに出走。近走はGI、GIIIを連敗中ながらも、デビュー2連勝で後のGI馬キラーアビリティを破った実力から、ここでは1番人気に支持された。レースがスタートすると控えて中団に付け、直線に入って前が壁になり追い出しが遅れながらも、最後の最後で一気に伸びて先頭を捉えてクビ差の勝利。3度目の挑戦で重賞制覇となった。明日の皐月賞にこだわらずマイルに活路を見出した陣営の作戦勝ちとなった。
この勝利で林オーナーは高畠オーナーを抜いて2位に浮上。上位3オーナーの熾烈な争いが早くも勃発。

 

◆◇◆ ポタジェ 重賞未勝利からのGI大阪杯勝利! ◆◇◆

-2022/04/03-

重賞未勝利ながらもトップクラスと差のない競馬を続けてきた空耳オーナーの2019年のドラフト2位指名馬ポタジェが、GI大阪杯に出走。GIIの前走も4着でいよいよ穴人気もせず8番人気だったが、スタートを決めると後方待機の前走からは打って変わって先行態勢。5連勝で重賞を制したジャックドールがハイペースで逃げるなか、最後の直線で昨年の同レースを制したレイパパレがそれを交わしたところを、さらにポタジェが追いすがって抜け出したところでゴール。GIII2着の実績しかない同馬が、いきなり並み居るGI馬を相手に初重賞がGIという快挙。トップへと昇りつめた。
先週シャフリヤールがドバイのGIを制してトップに立った高畠オーナーを、一撃で交わしてのトップ交代。3歳春のクラシック戦線を前に、古馬の王者争いが始まった。

 

◆◇◆ ダービー馬シャフリヤール
    GIドバイシーマクラシック制覇
!! ◆◇◆

-2022/03/27-

高畠オーナーの昨年のダービー馬シャフリヤールが、ドバイシーマクラシックに出走。日本馬5頭が参戦するなか、逃げたオーソリティの直後を進んで直線で交わすと、大外を豪快に伸びてきたUAEのユビアーの追撃も振り切って勝利。日本ダービー馬初の海外GI制覇となり、POC馬としても同レースはGII時代の2001年に空耳オーナーのステイゴールドがPOC馬初の海外重賞制覇を飾ったレースで、GI昇格後の勝利は初めて。POCを代表する名馬としてさらに箔をつけて帰ってくる。

 

◆◇◆ ヨーホーレイク 2歳以来の3勝目は重賞制覇
    GII日経新春杯で同世代のGIIホースを撃破   
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-2022/01/16-

ダービー以来となる林オーナーのヨーホーレイクが、古馬となっての初戦GII日経新春杯に出走。人気は同世代のGIIホース・ステラヴェローチェに集まったが、レースでは中団を追走するヨーホーレイクが、最後の直線で大外から1番人気馬に並びかけて競り落とす完勝で重賞初制覇となった。デビュー2連勝の後、3歳は未勝利で不振に終わったが、これで大黒柱不在のオーナーの次世代リーダーが決まったか。

 

◆◇◆ 2022年度POC 展望 ◆◇◆

-2021/12/30-

高畠オー ナー

ダービー馬シャフリヤールを不動の軸に、2歳王者で暮れには古馬相手にGIIも制した同世代のグレナディアガーズに、菊花賞2着馬オーソクレースを加えた同世代での最強のスクラムで2年連続リーディングを狙う。そこにカレンモエが短距離重賞でのポイントゲッターとしてダメ押し。2歳は不振かと見られたがサリエラの登場で一変、次の世代は牝馬戦線を席捲する。これぞリーディングという豪華な布陣だが、唯一の弱点は現時点での牡馬クラシック候補の不在か

千葉オーナー

昨年最下位で軸馬不在の厳しいスタートから、アカイトリノムスメ一頭の活躍で状況を一変させた。さらにドラフト不参加の大きな不利を乗り越えて、キラーアビリティがPOC2歳世代唯一のGIホースとなり、来年のクラシック戦線を主役で迎え撃つ。この2頭が不動の軸となりつつも、アドマイヤビルゴ、アンティシペイトの4歳組が安定せず、2歳もサトノヘリオスとコンクパールが少し底を見せた感があり、キラーの次が見えてこない。やはりアカイトリ・キラーのツートップの活躍がリーディングの鍵を握る

ギルボオー ナー

GI級の能力を見せながらもポイントにつながらないサリオスは、能力的には不動の軸だが運要素が強く、安定感のなさに泣かされる。2歳時から長く活躍するダノンファンタジーはそろそろお年だが、ギャンブル要素ならルペルカーリアがまだまだおもしろい存在。しかしギルボオーナーの真骨頂は2歳からの活躍ぶりで、GIこそ逃したもののPOC2歳リーディングのセリフォスを筆頭に、重賞級の活躍が期待されるベルクレスタ、レッドベルアーム、さらに未勝利ながらも光るものを見せるエピファニーが脇を固める。計算できないがかみ合えばおもしろい。

林オー ナー

盤石の布陣に見えた2021年だったが、あらゆる計算が狂ってゆく。筆頭はやはりクリソベリルの故障で、復帰後わずか一戦で引退という最悪の展開。それでも層の厚さは健在で、サトノフラッグ、サトノレイナス、ヨーホーレイクがもう一段上の活躍を見せれば、安定感は高まる。ダートでもバーデンヴァイラーが連勝でオープン馬の仲間入りを果たし、ギルテッドミラー、ジュリオも見限れない。2歳も期待馬が集まり、暮れのGIホースとなるキラーアビリティを下したダノンスコーピオンを筆頭に、POC2歳トップのセリフォスにタイム差なしの力を見せたソネットフレーズと、共に牡牝クラシックの主役級の能力は間違いなく、ルージュラテールやダンテスヴューもさらなる上昇が期待できる。しかし昨年も書いた通り、リーディングを十分に狙えるこれだけの布陣を敷いても結果につながらないのが同オーナーの読めないところ。順調にいくだけで首位争いは間違いないのだが

空耳オー ナー

サートゥルナーリアの突然の引退ですべての計算が狂い、軸馬不在のままずるずると最下位へ。しかしそれに代わってポタジェがGI戦線でも戦える能力を見せつつあり、ポイントは安定しないものの古馬の軸を務める。あとは同世代のヴェルトライゼンデの復活に賭けるが、やはり楽しみは2歳世代。ドラフトの目玉コマンドラインはGIで一気に陰りが見えたものの、牡馬ではリアド、牝馬ではウィズグレイスが能力の片鱗を見せ、土はついたがトゥデイイズザデイ、ママコチャ、グランディアも見限れない。2歳戦線に強いギルボオーナーとの差はまだまだ大きいが、3歳での逆転の芽は十分にある。牡牝で戦線をリードできれば、オーナーリーディング最下位からのトップというPOC史上初の快挙も。