SOFT
BALLET(ソフトバレエ) |
強烈な個性を撒き散らす3人(遠藤遼一、森岡賢、藤井麻輝)のバンド。今までにない斬新な音楽センスとヴィジュアルは、一度はまると抜け出せなくなる。
ポップ、ダンサブル、破壊的ロック、哀愁、様々なナンバーが散りばめられているアルバム群。
しかしその統一感のない強烈な個性が災いしてか、7年前に電撃解散。
その後も個人での活動は続けるが、何か足りない。
それがついに7年ぶりの復活を遂げた。当時以上は望まない。ただ新しいSOFT BALLETを聴かせてくれれば。
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村上ユカ |
実は数年前から気になっていたアーティスト。きっかけは、声が遊佐未森に似ているという情報だけ。しかしどこの店にもアルバムはない。シングルは見かけることもあったが稀だった。そうして徐々にあきらめ半分でいたが、ついに梅田のタワーレコードで発見。しかもメジャーデビュー作と2作目と。
テクノだというサウンドが気に入りそうな気配は感じていたが半信半疑。まったく聴いたこともない人のアルバムをいきなり2枚買うのは初めてのこと。
聴いた瞬間、この声は...
想像を超える衝撃的な声質と歌い方。遊佐未森本人と区別がつかなくなることも。でももちろんこれもこの人の個性。ポップなサウンドも含めて、もうこれ以上はないという感じ。
これまでにも聴いて鳥肌が立った曲というのはあったが、「野ばら」は初めて聴いた時に鳥肌が立った。2枚目のアルバムはさらにその上をいく。今度は曲によって違った歌声で、一つの歌い方で終わらずに、どんどん進化する感じ。そんな歌もさらりと歌ってみせ、他に絵の仕事も請け負ったりと、まるで天才。
もう十分、思い残すことはない。
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元ちとせ |
ラジオから流れる「ワダツミの木」を聴いた瞬間にアーティストをチェックしたのが2月。しかしもうその時点で既に大ブレイクは間違いない状態。それを嫌ってアルバム発売まで放置していたが...
声がズバ抜けているのはわかりきっていることで、気になるのは曲のほう。「ワダツミの木」級の曲は望めないとしても、それに次ぐくらいのものがあるのかどうか。...しかしそれも愚問に終わる。
アルバムを全曲4、5回、エフェクトを変えながら聴いた。こんなことは滅多にしない。聴けば聴くほど、という感じ。もう何も書く必要もない。聴くだけで事足りる。
今後の不安は、独特すぎる歌いまわしへの飽きと、人気が出すぎたことによる曲の聴きすぎくらい。
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池田綾子 |
2002年2月21日に、シングル「ヤサシイウタ」でデビューしたばかりの女性シンガー。デビューアルバム全体を通して、どれもがドラマ等の主題歌になりうるいい曲ばかり。声質も何か言葉では表現しにくい不思議な感覚を植えつけられる。インパクトでは他のアーティストに劣るかもしれないが、曲、声ともに完成度では抜けている感じ。安心して聴いていられる。
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Yae(ヤエ) 「My
Dear」「Wa-ya」 |
ヒーリングミュージックのような独特の音感と声質。デビューアルバム「new
Aeon」の1曲目「My Dear」2曲目「Wa-ya」のセンスはズバ抜けている。早く新曲が聴きたい。
青森へのドライブ旅行中の車の中で聞いていたラジオから流れていた曲。「Wa-ya」。なんかいい雰囲気で、始めはヒーリング系のワールドミュージックかと思いながら聴いていたが、途中で日本語だということに気付いて驚いた。海外の曲で気に入った曲があっても、結局シンガーの名前が聞き取れずにCDを買えないことが多いのだが、日本人なら大丈夫、と曲が終わってから名前を聞き漏らさないように食い入るように(?)聞いていた。
ヤエ、確かにそう聞こえた。でも予想通り聞いたことのない名前。翌日青森駅に隣接する建物に入っているCDショップで半信半疑で探していたら、あっさりと見つかった。
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鬼束ちひろ |
哲学的な(?)激しい言葉の力を感じる詩と歌い方を持った女性シンガー。曲のフィーリングも合うし、久々に惹かれる強い個性を見つけた。
旅行中に見ていたドラマ「TRICK」にはまっていたら、エンディングがこの人の曲「月光」。相乗効果は凄まじかった。旅行のひとつの思い出にさえなりうるほど。曲から受けるイメージは年上だったが、実際はデビュー間もない若い女性シンガー。そこがまた新鮮。この先どういう作品を出してくれるのか。
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遊佐未森 |
ヒーリングミュージックを超えて、その存在そのものがヒーリング的な、自然を愛する仙台出身の女性シンガー。
CDを集めるきっかけになるほどに影響を受けた女性シンガー。一日中聴き続けるくらいはまったことも。今の私の鈍った感覚では、今後これ以上にはまるシンガーを見つけることはないだろうと思えるくらい大きな存在。
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